「盗撮だ」プロバスケ選手がダッシュで追跡 容疑者逮捕…横浜出身のbjリーグ 高松ファイブアローズ 鈴木正晃さん 神奈川
神奈川県警伊勢佐木署は、自称風俗店従業員の渡部博容疑者(34)を県迷惑行為防止条例違反(ひわいな言動)の容疑で現行犯逮捕したと、3日に発表した。容疑を認めているという。
同署によると、渡部容疑者は2日午後6時50分ごろ、JR桜木町駅近くの地下街のエスカレーター付近で、女性のスカート内をスマートフォンで動画撮影した疑い。
逮捕したのは、プロバスケットボール・bjリーグの「高松ファイブアローズ」(高松市)に所属する横浜市出身の鈴木正晃選手(26)。シーズンオフで帰省中だった。一緒にいた友人が「盗撮したでしょう」と渡部容疑者に声をかけたところ逃走したため、30メートルほど追いかけて逮捕した。鈴木選手は「捕まえないと、と必死に追いかけた。盗撮や痴漢は本当にダメな行為。減っていけばいいと思う」と話している。
球団広報によると、鈴木選手はチーム内でも俊足で、昨シーズンもスタメンで活躍したという。「外国人選手相手にも突っ込んでいく勇気あるプレースタイルが、日常生活でも発揮されたのでは」と話す。
朝日新聞デジタル
女性のスカート内をスマートフォンで撮影したとして、神奈川県警伊勢佐木署は3日、県迷惑行為防止条例違反(卑わいな言動)の現行犯で、住居不詳、自称風俗店従業員の渡部博容疑者(34)を逮捕したと発表した。
渡部容疑者を追跡して取り押さえたのは、プロバスケットボールチーム「高松ファイブアローズ」(高松市)の選手で、横浜市出身の鈴木正晃さん(26)。鈴木さんは「盗撮はいけないこと。1つでもこういった事件がなくなればよいという思いで追いかけて捕まえました」と話している。
逮捕容疑は、2日午後6時50分ごろ、横浜市中区花咲町の歩道で、女性のスカート内をスマートフォンで撮影したとしている。容疑を認め、「(この日)30件くらいやった」と供述しているという。
同署などによると、鈴木さんはシーズンオフ中で、友人と食事に行く途中だった。友人が渡部容疑者の犯行に気が付き、「盗撮しているでしょ。やめなさい」と注意したところ、渡部容疑者は逃走。同チームが「非常に足が速い」と太鼓判を押す鈴木さんが20~30メートルにわたり追跡して渡部容疑者を取り押さえ、通報を受けて駆けつけた同署員に引き渡した。
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